高速道路を使って
北海道を旅する人のための
Webマガジン

雪や氷の世界が広がる北海道では、冬ならではのアクティビティが豊富! スキーやスノーボードだけではない、幅広い世代が楽しめるユニークで楽しい新スタイルの体験メニューも続々登場。この時季だけのアイスアクティビティを満喫しちゃおう!

Kembuchi Winter Village Sakuraoka

氷のメリーゴーラウンド

士別剣淵ICから車で約10分
冬には氷結する剣淵町の桜岡貯水池を使って開催されるアイスカルーセルイベント。直径約15mの円形に氷を切り出し、人力でゆっくり回転させる。氷上にはベンチも置かれ、一面の雪景色を眺めながらのんびりメリーゴーラウンド気分を楽しめる。体験後はスノーシューウォーキングや花火打ち上げも開催される。温泉の日帰り入浴チケット付きなので、終わった後には隣接する剣淵温泉レークサイド桜岡で温まって帰ろう。
【Kembuchi Winter Village Sakuraoka】
剣淵町東町5173 TEL/0165-34-3848(剣淵町観光協会) 期間/2024年1月20日(土)12:00~17:00 21日(日)12:00~15:00 料金/大人1500円、小人(中学生以下)1000円、未就学児無料※大人と小人は1ドリンク+温泉付き 駐車場/あり
チェーンソーで切り出す氷の厚さは約60cmあるので安定感は抜群。氷の上は寒いので、防寒対策はしっかりしていこう
日が暮れてライトアップされたアイスカルーセル。17時には打ち上げ花火も(※花火は実施しない場合あり)
子どもから大人まで楽しめる、冬の北海道の新アクティビティ
スノーシューウォーキングでは、運が良ければシマエナガに会えるかも!?

エアボード

十勝清水ICから車で約30分
スイス生まれの空気でふくらませる新型ソリ、「エアボード」は、腹ばいになって乗るだけ。特別な技術も必要がなく、誰でも簡単に楽しめる新しいスノーアクティビティだ。視線が雪面に近いので、スピード感はスキーやスノーボード以上。操作性が高く、ストップやターンも慣れると自由自在。スキーなどが未経験の初心者でも、インストラクターが付いてしっかり教えてくれるので、安心・安全にすぐ遊べるのがうれしい。
【TACとかちアドベンチャークラブ】
新得町屈足539-21 TEL/0156-65-2727 期間/12月末から3月末(降雪状況により変更あり) 1日2回(スタート時間10:00、13:00) 料金/リフト券付き8580円、リフト券なし6600円 体験年齢・人数/小学生以上(開催人数2人〜) 予約/1日前までの要予約 駐車場/あり
会場は雪質の良いサホロリゾートスキー場。ゲレンデの上までリフトで上がり、下まで滑走する。スピード感とダイナミックな滑りをぜひ体験してみて!
冬のスポーツが苦手な人でも気軽に楽しめるのが、エアボードの特徴
小学生以上なら誰でも体験できるので、スキーができない子どもも楽しめる
エッジを利かせて右に左に自在にターンもOK。操作にはすぐに慣れる

大雪ダムde アイスカルーセル&冬遊び

上川層雲峡ICから車で約45分
大雪ダムの氷結した湖面を直径15mの円形状に切り抜き、人力で回転させるアイスカルーセル。夏では見ることができないダム湖の中からの大雪山国立公園の雄大な雪景色を、天然のメリーゴーラウンドに乗って楽しめるのが醍醐味だ。会場ではほかに各種アクティビティも実施予定で、詳しくは問い合わせを。また、層雲峡温泉宿泊者限定で会場の大雪ダムまでの送迎バスも運行するので、泊まりがけで出かけてみては?
【大雪ダム特設会場】
上川町層雲峡大学平 TEL/01658-2-1811(層雲峡観光協会 https://sounkyo.net/) 期間/2月11日(日)〜17日(土)予定 料金/未定 駐車場/あり
アイスカルーセルは人力でゆっくりと回すので安心。ゆるやかに流れる景色をたっぷりと楽しむことができる。湖上は寒いので暖かい格好で!
アイスカルーセルとスノーアクティビティを組み合わせたツアーも行っている
日が暮れた後のアイスカルーセルは、ライトアップされ幻想的な雰囲気

スノーキャンドル 制作体験

(小樽雪あかりの路ボランティア)

小樽ICから車で約5分
2024年2月10日から17日まで開催される予定の「第26回 小樽雪あかりの路」。期間中は会場となる小樽中心街に、数多くのスノーキャンドルが並び幻想的な風景をつくり上げる。スノーキャンドルはすべてボランティアスタッフの手作りで、誰でも参加できる。会場では現場担当スタッフがスノーキャンドルの作り方を一から丁寧に教えてくれるので、初心者でもOK。自分が作ったスノーキャンドルが会場の一角を彩るのは感動的だ。
【小樽雪あかりの路】
小樽市港町4-3 TEL/0134-32-4111(小樽雪あかりの路実行委員会事務局:内線7267) 期間/2024年2月10日(土)~17日(土)予定 13:00ごろから3~8時間の自由参加 料金/無料 駐車場/なし
小樽の観光名所・小樽運河沿いにも無数のキャンドルがともされ、温かな明かりが夜の運河を照らす。ボランティアの後には幻想的な夜の運河散策も
制作会場は観光の中心地なので、小樽観光を兼ねてボランティア参加するのがおすすめ
海外ボランティアも多数参加し、一緒に作業しながら国際交流ができることも

氷平線ミニウォーク

釧路別保ICから車で約2時間
1月から3月の厳冬期にのみ氷結する野付湾。どこまでも続く氷原は日本とは思えないスケール感だ。そのパノラマのような風景を生かして、遠近法を利用したユニークなトリック写真を撮るツアーが大人気! 手のひらの上に人を乗せたり、巨人と小人になったり。アイデア次第で面白いトリックアートが生まれる。晴れた日は知床連山をはじめ、雄阿寒岳や阿寒富士まで道東の山々を一望できるロケーションだ。
【野付半島ネイチャーセンター】
別海町野付63 TEL/0153-82-1270 期間/1月下旬から3月上旬 料金/大人2300円、小学生半額、未就学児無料(催行人数2人〜) 駐車場/あり
遠近法を利用すれば「巨人に踏みつぶされる~!」という面白シーンの写真も撮れる
水平線ならぬ氷平線が広がる野付湾。自然のスケールの大きさに感動しながら、絶景をバックに記念撮影! 小道具を持ち込んでも楽しい写真が撮れそう
ⓒ2018 別海町観光協会 All Rights Reserved.

凍るシャボン玉体験

遠軽ICから車で約50分
マイナス20度を体感できる厳寒体験室で、シャボン玉を飛ばすとどうなる? 宙に浮いたままだんだん凍って、10秒ほどで薄い氷の玉に。素手でとらえるとスーッと溶けて消えたり、割れると輝く破片になったり。不思議な氷のシャボン玉を体験できる。そのほかにもぬれたおしぼりを振って凍らせる体験(無料)や、氷漬けになったオホーツクの魚たち、本物の流氷など、流氷にまつわる展示が盛りだくさん。
【北海道立オホーツク流氷科学センター】
紋別市元紋別11 TEL/0158-23-5400 開館時間/9:00~17:00(入館は閉館30分前まで) 料金/常設展入場料 大人450円、高校・大学生150円、中学生以下無料 休館日/月曜(祝日は開館)、祝日の翌日、12月29日~1月3日 駐車場/あり
シャボン玉の道具は1グループにつき1つ無料で貸し出し。大小さまざまなシャボン玉を作って飛ばしてみよう。凍る様子もよく観察してみて
凍るおしぼり体験も人気! ぬれたおしぼりを厳寒体験室で振り回すと氷の板に!?
厳寒体験室には、本物の流氷を展示。実際に触ったり座ったりすることができる