高速道路を使って
北海道を旅する人のための
Webマガジン「北海道ドライブガイド」

ドライブ中に災害が発生!!

そのときどうする!?

いつ起こるか分からない自然災害やトラブル。

もし運転中に危険に襲われてもパニックに陥ることなく

冷静に判断して適切な行動ができるよう、

さまざまなケースの基本的な対処法を知っておきましょう。

豪雨・冠水に遭遇!

近年は短時間で大量の雨が降る集中豪雨も増加しています。

その基本的な対策は、運転を控える「リスク回避」です。
出発前に最新の気象情報を確認し、危険が予想される場合は移動を控えることが基本的な対策です。強い雨では視界が遮られ、制動距離も長くなります。無理に走行せず、安全が確保できない場合はSAやPAで雨が弱まるのを待ちましょう。
安全に走行できる水深は10cm程度までとされ、速度や車種によってもトラブルの有無が変わります。豪雨時は冠水しやすい場所を通らないことが大原則です。冠水路に遭遇した場合は安易に侵入せず、迂回を心がけましょう。

地震が発生!

強い揺れを感じたら、慌てず安全を最優先に行動してください。

道路や周辺環境の変化に注意し、

情報板やラジオで最新情報を確認しながら慎重に対応しましょう。
走行中に強い揺れを感じたら…
急ブレーキはかけず、ゆっくりと減速してハザードランプを点灯し、できるだけ左側の路肩に停車してください。長大な斜面の下やトンネルの出入り口付近は、震度により崩落の危険もあるため避けるべきです。停車後は、停止表示板を後続車から見えやすい場所に置きましょう。
高速道路ではここにも注意!
高速道路では、路肩に停車したあとは、ガード レールの外など安全な場所に全員で避難を。
車を離れて避難する場合は…
エンジンを切り、窓ガラスを閉め、ドアはロックせず、キーは車内に置いたままに。救護活動や事後処理に支障をきたす場合、車を移動させることがあるからです。また、貴重品は車内に残さないようにし、可能であれば車内に連絡先を記したメモを残しておきましょう。
北海道でも大きな地震が

発生する可能性があります
知っていますか?
日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震
「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震」が発生した場合、北海道から千葉県にかけて著しい災害が生じるおそれが指摘されています。また、こうした地震の発生後には、さらに規模の大きな地震(後発地震)が発生する可能性があります。このため、マグニチュード7以上の地震が発生した場合には、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されます。注意情報が発表された際は、1週間程度、地震や津波に備えた避難準備や防災対策を強化しましょう。
北海道内にも31の活火山があります
身近な事例と基本の備え
火山噴火
現在は落ち着いているものの、北海道にも活火山があります。その一つ、有珠山では、2000年に噴火による災害が発生。幸いなことに人的被害はありませんでしたが、周辺の高速道路や最寄りの虻田洞爺湖ICは、噴石や地殻変動による損壊を受けました。現在、NEXCO東日本は、有珠山火山防災協議会において関係機関と連携し、 高速道路の安全確保や防災対策に取り組んでいます。
もしも高速道路で
火山噴火に遭遇したら…
●ゆっくりと減速してハザードランプを点灯し、安全な場所に停車
●火山灰による視界不良や有害な火山性ガスに警戒を
●車外に出て避難する場合は噴石や飛来物に注意

これも押さえておきたい!

さまざまなケースの対処法

落雷
の際の注意点
車内は比較的安全な場所です。落雷に驚いて操作を誤ることがないよう冷静に運転を続け、安全な場所に停車する場合も車内にとどまって。
強風
に負けない運転
スピードを落とし、ハンドルは両手でしっかり握りましょう。高速道路では吹き流しを確認。大型車やトラックの近くは横風の影響を受けやすいので十分な車間距離を。
津波
発生時の対応
沿岸部を走行中に津波警報が発令されたら、すぐに徒歩で高台へ避難を。車での避難は、渋滞に巻き込まれて逃げ遅れる危険もあるため、車を放置する判断も大切です。

おすすめ防災グッズ&情報収集ツール

普段から車内に最低限の防災グッズを備えておけば、

いざという時に何かと役立ち、命を守ることにもつながります。
※グッズはイメージです
水・非常食
車内で長時間過ごすことを余儀なくされた場合、水とカロリーの高い食べ物が必須です。日持ちのする非常食を備えておきましょう。
携帯ラジオ
災害時に特に重宝する電池式や手回し充電の携帯ラジオ。懐中電灯付きなど多機能のものもあり、夜間や避難時にも役立ちます。
充電器・簡易ライト
モバイルバッテリーのほか、簡易ライトもあると安心。少量の水分に浸すだけで点灯する写真のような防災用灯も市販されています。
暑さ対策グッズ
ウインドーネットや虫よけスプレー、冷却シート、塩あめ・塩分タブレットなど、夏場は暑さや熱中症対策グッズの用意も忘れずに。
非常用トイレ
家族の人数に合わせて非常用トイレを用意し、除菌タイプのウェットティッシュや使い捨て手袋も一緒にまとめておくといいでしょう。
脱出ハンマー
車内に閉じ込められた場合、このハンマーがあれば、窓を割ったりシートベルトを切ったりできます。軍手も用意しておきたいもの。
災害時にも役立つ
高速道路での通報手段
非常電話
非常事態発生時には非常電話で通報を。高速道路では本線上は1kmおき、トンネル内は200mおきに設置されています。受話器をとるだけで道路管制センターにつながります。停車時・通報時には走行車両や周りの状況にも注意しましょう。
道路緊急ダイヤル(#9910)
路肩や橋の崩壊、路面の穴ぼこなどを発見した時は、SAやPAなど安全な場所に移動・停車してから、【#9910】にダイヤルをお願いします。24時間無料で、自動音声につながります。LINEアプリによる通報も可能です。

安全のために

NEXCO東日本の取り組み

救命活動の支援
災害発生時や緊急救命活動をサポートするために、救命活動支援ヘリポートなどを整備し、関係機関との訓練を実施しています。
休憩施設の防災拠点化
災害発生時に関係機関が災害救助活動を効果的に行うために、共同の災害対策室として活用できる機能を備えた休憩施設の整備を行い、 関係機関と合同で防災訓練も実施しています。
ドクターヘリ支援
救命医療活動支援のため、NEXCO東日本では、ドクターヘリや防災ヘリの着陸可能ポイントとしてSAやPAのヘリポート整備を進めています。
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